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Kevin Ayers (and the Whole World)「Shooting at the Moon」 

たいへんショックな訃報です。
我らがボヘミアンヒーローKevin Ayers氏、2013年2月18日永眠されました……。
南仏の自宅で眠るように息を引き取っていたそうです。

ayers1
(image the Guardian)

最後に来日したときのインタビューで「引退する」ようなコトを言いながらも、その数年後に「The Unfairground」を発表したりして、音沙汰はここ5年くらいなかったけどなんだかんだ楽しく過ごしてらっしゃると思ってたのに。
また飄々とシーンに出てくるんだと思ってたのになぁ。

かなり悲しくなって、John Caleもヴァイオリンで参加している「Howling Man」の映像とか見ながらボロボロ泣いてたのですが、諸作品を聴いてたら悲しいは悲しいのだがそういう感情とは別次元なトコロで漂って、ストンと落ちました。
"You can't shine if you don't burn."(燃えなければ輝くことができない)
という言葉が枕元に残されていたらしい。
遺言なのか、死ぬ直前に考えていたことなのかわからないけど、エアーズさんは燃えて輝いて尽きたのかなぁ。

飄々としながら素敵なヒッピーであり紳士でした。
いろんな作品を残してくれてありがとう。

そして今日はその中でメイのいちばん好きなアルバムのおはなし。

Kevin Ayers and the Whole World「Shooting at the Moon」
shooting at the moon
Kevin Ayers / guitar, bass, vocal
David Bedford / piano, organ
Lol Coxhill / saxes
Mick Fincher / percussion, drums
Mike Oldfield / guitar, bass, vocal
Robert Wyatt, Bridget St.John / vocal

70年作品、英Harvestから発表された元Soft Machine、Kevin Ayersのソロ2作目。邦題「月に撃つ」。

時代が時代なのでサイケ風味ではありつつメロディがすばらしい。
「The Oyster and the Flying Fish」はあのBridget St. Johnがエアーズさんとユニゾンで「Urah~Urah~Urah~Urah」うたっていることでも有名ですが、もう世界観もポップさもケヴィンちゃんらしくってカッワいいー!のです。
適度?にアヴァンギャルドなのもまた魅力。
メイが初めてこのアルバムを聴いたときは、まだ現代音楽的なものに慣れていなかったので、急にテープ誤操作みたいなノイズが入って思わず「あれ、盤面良好だったよな?」って確認してしまいました。
そういう適度っていうかかなり変なところもありつつ。
そして若手新人マイク・オールドフィールドのベース&ギターが全編冴えておりまして、オープニングの「May I?」からメロディアスなベースラインに耳を奪われます。
能天気な浮遊感。
「Joy of a Toy」のはなしでもいったような気がしますが、このアルバムもエアーズさんを表すようなチャーミングなアルバムです。
ああ、そんなことを言うと泣いてしまうわ☆
アルバムが月を撃って終わるのもオツです。(聴いてみたらわかります♪)

やたら画質の良い映像で若きエアーズさんの「May I?」が聴けますのでぜひ。ちなみに長髪イケメン大型新人マイク・オールドフィールドもいますのでぜひ。
イギリスのロック番組「OLD GREY WHISTLE TEST」の映像です。




Thank you and so long, Kevin.
R.I.P.
Love.

↑カッコつけてゴメンナサイ。(素直に終われないメイ)
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Cressida「Cressida」 

最近ポトフ的なものに大ハマリしていて、夜ごはんはポトフだけ思いっきり食べるのですが、この時間(深夜1:30)になるとものすごくおなかが減って集中力が途切れてきてます。
この記事を書いてる今も何か腹に収めようか否か考えてて、集中できません。ふーん
普段だったら食べてるけど、今は実家なので思い通りにいかないわ☆

今日もべつにポトフとは関係なく、オルガンロックってやっぱりいいなってことで。

Cressida「Cressida」
cressida
Angus Cullen / vocals
John Heyworth / guitar
Peter Jennings / harpsichord, organ, piano
Kevin McCarthy / bass
Iain Clark / drums

70年作品、英Vertigoから発表されたCressidaのファーストアルバム。

VertigoのオルガンロックといえばAffinityもいますが、このバンドもよく名前がでてきますネ!
この筋では非常に有名なバンド!
どちらも過渡期の音だけど一言でいえばアフィニティは熱いけど、クレシダはクールでお洒落なイメージ。
胸をうつ叙情的なメロディがいっぱい詰まってます。
ツンツンのロマンチストです。
Caravanのグレイとピンクの地の湿り気をもっと枯らしたらこんな感じかも。
ボーカルも良い言い方をすればシンクレアさんみたいな高貴なうたいかただし。
なんかバラエティに富んだアルバムで、意外と全部の曲好きだ。
こういうバンドがいるから英アンダーグラウンドはたのしーい♪

このギターのメランコリックなフレーズ。
もっともこのひとはピックでは弾いてなさそうだけど。


ちなみに有名な2ndはフルで聴けますよ~。この完成度は名盤といわれるよね。

Spooky Tooth「Spooky Two」 

自分のすきなレーベルって結構あって、メイもレーベル・ブックのアルバム群をながめながらyoutubeで視聴してることがままあります。
このバンドもそうやって出会ったうちのひとつ。
Humble Pieを結成したGreg RidleyがいたバンドだとかForeignerのMick Jones、Paul McCartneyのWingsのHenry McCulloughやPattoやBoxerのMike Patttoといった面々の在籍した実はスッゴいバンドっていうのは後から知ったおはなし。
イギリスのバンドのつながりの多様さにはおそれいりますネー。

Spooky Tooth「Spooky Two」
spooky two
Mike Harrison / vocal, guitar
Luther Grosvenor / guitar
Mike Kellie / drums
Greg Ridley / bass
Gary Wright / organ, vocal

69年作、英ISLANDから発表されたSpooky Toothの2ndアルバム。
Spooky Toothはkey奏者ふたりがボーカルも担当しているスタイルで、ヘヴィー・ロックの元祖的存在ともいわれてます。
(もうそのへんはよくわからないけども)
オープンニング「Waitin' for the Wind」の超クールで独特なタメのドラムと歪んだハモンドでもう痺れます。
ツインキーボードっていうのもメイ的にはポイントでして。
オルガンに先導されるロックすきなんです。
ふつうに過ごしてるとまったく名前をきくようなバンドじゃあないんだけど、これだけの個性があって売れなかったなんてフシギだわ!
それなりに雰囲気あるし、ファルセットも色気あるし。
積極的でフランスの前衛音楽家とコラボしてたり、スプーキー・トゥース解散後も各自精力的に活動していてその評判もよろしい模様だし。
とりあえずディープ・パープルあたりお好きなひとにはオススメしていこう。
ツェッペリンではないんだな、たぶん。

う、動いてる…!イケてる!!




key奏者ソロ作品。

Vashti Bunyan「Lookaftering」 

映画のおトモによくヨーグルトに砂糖の代わりにココアを思いっきり混ぜたものを食するのですが、映画1本につき500g完食するんで、そろそろいい加減いらなくなってきました。
ヨーグルトも食べ過ぎると腸に悪いそうですよ☆
どうでもいいですね。
最近[欲望」やら「愛と幻想の一夜」やら見直して、完全に心は60年代から70年代への過渡期ロンドンにあり、そういう類ばかり聴いてます。
きょうもそんなおはなし。

ストーンズのプロデューサーだったAndrew Oldhamに見いだされ、70年にアルバム1枚だしたっきり伝説となったVashti Bunyanです。
vashti
(image lastfm)

Vashti Bunyan「Lookaftering」
lookaftering
Vashti Bunyan / vocals, guitar
Max Richter / keyboard, glocken
Rebecca Wood / oboe
Adam Pierce / hmum, harp, dlmr
Joanna Newsom / harp
Robert Kirby / tp
Devendra Banhart / guitar
Kevin Barker / guitar
Otto Hauser / guitar
Marcelo Oliviera / guitar, Strings

2005年作品、ヴァシュティ・バニヤンの35年ぶりに発表された2ndアルバム。
歌、ギターを中心に、味付け程度にストリングスや木管、ダルシマーが用いられたシンプルな小曲集。
彼女はお顔に似合う素朴でやさしい歌声の持ち主で、くぐもっていて上手とはいえないけどそれがより浮遊感をだしてて味といえます。
こんな世界がどこか、死後に広がってるんだったらなんか安心して生きてけるかもと思える居心地のよさです。
完全に彼岸の音楽だと思う。
CamelのSnow Gooseとちょっと世界観がカブる曲もあるような気がするのはメイだけかな?
木管に曲が導かれるところとか。
はー大好きだ。
35年ぶりに音楽活動を復活させて、35年前と変わらない音を出してるのがびっくり。
ジャケットのウサギもいいですよね。たたずまいの優雅さとその深い瞳が。
ちなみに描いたのはヴァシュティの実娘Whyn Lewisです。

再始動では00年代の音楽シーンを担う存在であるDevendra BanhertやAnimal Collectiveとしょっちゅう共演していて(むしろ彼らのリスペクトに引っぱられて活動再開?)、そのへんが好きなワカモノがここまで辿りついてくれると嬉しいんだけどなー。
かといってそんな人もメイの周りにあんまりいないけど。おろろろ

こちらが70年唯一作。キース・リチャーズ&ミック・ジャガープロデュースの曲もあり。
「Some Things Just Stick in Your Mind」なんかは本家でもやってますよね。
Vashti Bunyan「Just Another Diamond Day」(1970)
diamond day

「Some Things Just Stick in Your Mind」


full album


アニコレふゅーちゃリング

Toyah Willcox「Good Morning Universe」 

またしばらく更新が途絶えまして、ごめんなさい☆
自分で勝手にシリーズとかして、勝手にめんどくさくなりました。
もう休憩。あはははは。
気まぐれ性はもう一生このままかしら...
目次のアルファベット欄を埋めるなどというささいなコトじゃなく、マイナーチェンジしていこうかなって思ってます。
このブログのターゲット層を広げたいんですよネ。
自己満という言葉を免罪符にぐーたらしないぜ!と思っています。
…思ってます。ええ。

さて今回はそのマイナーチェンジの第一歩としてKing Crimsonロバート・フリップ卿の奥様トーヤ・ウィルコックスのおはなし。
toyah2
(image The Truth About Beauty)

彼女は日本での知名度こそないもののシンガー、女優、タレント、映像ディレクターとしてマルチに今も活躍しています。
女優としてなら有名な作品では「さらば青春の光[Quadrophenia](1979)」で名脇役ぶり(?)を見せているし、画像を見てもらってもおわかりの通り非常に個性的な出で立ちで、80年代のファッションアイコンとしてイギリスではクリムゾンなんかよりもよっぽど知名度があるそう。
イロモノっちゃイロモノなんですが、女性らしい気品もあってなかなか魅力的です。
この画像↓の元サイトでは80'sの素敵なhairとしてマドンナあたりと同列に語られてます笑
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(image HANDBAG.COM)
とやh3
(image brandigg.de)

音楽活動が主で、そのアルバム制作でフリップ卿と出会ったそうな。ちなみに夫はソウルメイトらしいです。
常々?偉人たちのお相手って気になるものですが、ほんっとにそのお相手もさまざまですね。

この個性に興味をもったかたもヒいてしまったかたも(←)トーヤさんの音楽活動をのぞき見するならコレなどどうでしょ。
Toyah Willcox「Good Morning Universe: the Ver」
toyah

2008年に発表されたToyah Willcox、79年~03年の間のベスト盤。
ベストのおはなしをするなどあな珍しや。
Toyahというバンドのボーカルとしてデビューした頃はパンクだったんですが、ソロになり徐々にニューウェイヴ色を帯びていきます。
アルバムも多いんですが、あたりはずれあるものの、参加してるメンバーが豪華だったりします。
声の特徴を例えると、ケイト・ブッシュに近いのではないかと思うのですが、どうでしょう。
演劇的に多種多様な声色をつかうひとなんです。
こうやって通して聴いてみると、成功してたり迷いが出ちゃってたりするのでメイも全アルバムは聴いてないけど、全部は聴く必要ないかもというわけでベストオススメです。



メイが初めて視聴して目を見開いたやつ。シンセも下品じゃなくていいです。


夫の代表作をもじったアルバムも。これは完成度高いと評判。
In The Court Of The Crimson Queen」(2008)
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こんなチェンジじゃムリかな?まあ、地道に…ふふん。
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